マガジンワールド | ブルータス - BRUTUS | 664
No.664 CONTENTS
features
| 022 |
写真がどんどん上手くなる。 |
| 024 |
ヒラ・ベッヒャー インタビュー 聞き手/ホンマタカシ |
| 028 |
01_中野正貴 「東京に人がいない日中を狙う」 |
| 030 |
02_浅田政志 「お金はかけず、家族全員で創り上げる」 |
| 032 |
03_平野太呂 「自らのルーツを探る」 |
| 034 |
04_山田なおこ 「立ち位置は店のママに選んでもらう」 |
| 036 |
05_久保憲司 「ミュージシャンは売れる前に撮れ」 |
| 038 |
06_岡田准一 「相手が自分の存在を忘れたら写す」 |
| 040 |
07_佐内正史 「景色じゃなく、変化を撮る」 |
| 042 |
08_若木信吾 「人がいないと成り立たない風景を探す」 |
| 088 |
09_石川直樹 「ただ世界を見続け、考えずに撮る」 |
| 090 |
10_庵野秀明 「無機物を生命あるものとして撮る」 |
| 092 |
11_吉永マサユキ 「出来ること、出来ないことを明言」 |
| 094 |
12_松原卓二 「被写体のどこがなぜ好きか考える」 |
| 096 |
13_町口 覚 「これまでにない写真を追い求める」 |
| 098 |
14_吉田玲雄 「旅先の車中から温もりを探す」 |
| 100 |
15_米原康正 「女の子が嫌がるポーズは求めない」 |
| 102 |
16_田附 勝 「挨拶と根性で写真家であることを貫く」 |
| 104 |
17_M.HASUI 「写そうと思う気持ちが写真になる」 |
| 044 |
BOOK IN BOOK
篠山紀信の「紀信塾」
ヌード編/アイドル編/「人間関係」編/記念写真編 |
regulars
| 013 |
Et tu, Brute? 「グウィネス・パルトロウ&ウィノナ・ライダー」ほか |
| 071 |
Brutus Best Bets 新製品、ニューオープン情報 |
| 120 |
人間関係 383
写真/篠山紀信『二人芝居』ともさかりえ、松重 豊 |
| 123 |
Begin Your Journey 016 箱根 Albergo bamboo×キャデラックCTS |
| 125 |
MIX & MASH
「ヴィクター&ロルフ」ほか |
| 134 |
BRUT@STYLE 211 レインコート。 |
| 138 |
グルマン温故知新 295 エッセンス/わさ |
| 140 |
みやげもん 069 小坂井の風車/次号予告 |
| 111 |
定期購読募集 |
| 115 |
BRUTUS BACK ISSUES |
ヒラ・ベッヒャーさん。アトリエにて。左は写真家のホンマタカシさん
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写真家ベッヒャー夫妻を知っていますか?
給水塔や溶鉱炉、鉱山で使われるワイヤー巻き取り装置、木を骨組みにする伝統的な住宅などを一定の取り決めによって撮影し、同じカテゴリーのものを複数集めて展示する。いわゆるタイポロジー写真の先駆者で、美術史的に重要な写真家。トマス・ルフ、アンドレアス・グルスキー、トマス・シュトルートらの教師としても知られる・・・。そういう説明はともかく、実は5年前から取材を申し込んでいてやっと実現しました。残念ながらその間に夫のベルント氏は亡くなり(闘病のため、こちらのお願いへの対応が先送りされていたのでしょう)、奥様のヒラさんのインタビューになりました。
二人で活動していたころを彼女に振り返って話をしてもらうつもりでしたが、会ってみたら、彼女は今も以前と変わらず、精力的に撮影を続けていました。2年前に亡くなったご主人へのお悔やみの言葉から対話を始めようとしていた僕たちよりも、彼女の開口一番「つい先日もイギリスとフランスに撮影に行ってたの。楽しかったわ」。なんだか最初から一撃をくらいました。
今回の写真特集のテーマは「ルール設定をすることで向上する写真術」です。ベッヒャー夫妻の写真には強い光や影はありません。柔らかい光で被写体をディテールまで詳細に描写します。だから、彼らのルールは「曇りの日に撮る」。でも、さらに優先するルールがあったのですね。それはこうです。「ずっとずっと撮り続ける」。
●鈴木芳雄(本誌担当編集)
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記念写真編の撮影にいそしむ篠山紀信塾長。横から後ろから、そのスピーディーな姿を追う茂手木カメラマンの写真に(本誌ブックインブック『紀信塾』参照)、巨匠が巨匠たる秘密がバッチリ写っています。
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あの巨匠の写真塾なら、月謝払ってでも入りたい!?
本誌にて連載中の『人間関係』は、みなさんご存知でしょうか? 写真家の篠山紀信さんが毎回、ふたり以上(時に大所帯になることも!)の「今を生きる人・場所・事」を撮り続け、今年ですでに17年になるブルータスの長寿連載です。プロのカメラマンたちにもファンの多い『人間関係』のページ。私が担当しているのを知っているカメラマンさんからはよく、「篠山先生の現場ってどんな感じ?」「噂通り、めちゃめちゃ撮るの早いの?」「自分で撮っていないって本当?」などなど、“篠山伝説”にまつわるさまざまな疑問質問を投げられます。
とはいえ、毎度現場に立ち会っている私から見てもいまだに謎だらけなのが篠山先生。それなので、「早いですよ!」「いやいやもちろんご自身で撮られてます」と事実をそのまま伝えるよりほかがなく、質問者のキラキラした期待に応えられるような、最適な言葉がなかなか見つからないのです。一体「どんな感じ?」なのかというと、「日本一の大嘘つき」であり(先生ごめんなさい!)、「子供のようにピュアで誠実」であり、「とにかく写真と仲がいい」方なんじゃないかなぁと思うのです。これまたわかりづらい抽象的な台詞ばかりでスミマセン……。
が、が、そんな謎いっぱいの巨匠が、なんとこの度、自らのテクニックをブルータス誌上にて大公開してくれることになりました! その名も『篠山紀信の“紀信塾”』。“紀信塾”では、現場の盛り上げ方から被写体との接し方、カメラ選びから撮影テクまでを“塾長”が惜しげもなく披露しています。しかも、この塾は語りだけではありません。ご本人もバッチリ登場して撮影現場の姿をまるごと見せているのですから、我らが巨匠、潔いじゃありませんか! これからは、“篠山伝説”に対する質問には私もさらりと、「ひとつコレを読んでくださいな」と言うつもりでいます。
●吉田直子(本誌担当ライター)
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title:目撃情報です!
会社行きがけに目撃しました。火事ですよ!
びっくりして、写メしちゃいました。火消し手伝いたいけど線路の向こうなので、断念。
…自分もやってるんです、こんなこと。
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今をぐいっと、つかみ“撮る”。
写真が上手くなるだけじゃない、読み物になりました。
先日、ほぼ満員の地下鉄でシートを独占して寝ている男性を、ほろ酔い加減の若手サラリーマンたちが「これ、写メチャンスだ」とパシパシ何枚も“写メ”してました。
でも、“写メ”の使い方、間違ってないか、君たち! 写真メールの略だと思ってるんですが、あってますか? だとしたら、よく言う「写メ撮っちゃおう」「写メしちゃおう」は違うのだ。写メは誰かにメールしてこそ、写メなのだ…と、聞くたびに呟く自分をゆるしたい。言葉の時だけ、きっちりしぃ(ほか全部ダメ)なのが、よく指摘される僕の欠点なんですが。
デジカメの普及で、いつでもどこでも何枚でも撮れる。日本でたった今、この瞬間に撮影されている枚数を考えると気が遠くなります。でもいつまで待ってもそこに傑作は生まれないと思うのです。“写メ”的な写真って報道写真ですよね。目撃! 誰かに伝えたい! その在り方はすごくいいんだけれど、何枚撮っても写真は上手くならないと思うんです。
編集者をやっていると、何十人ものプロの写真家とつきあって、幾多の現場を踏み、何千枚も写真を見て、セレクトしています。不思議なのだけれど、同じ対象を撮影しても、この写真家じゃないと撮れないな、という写真が生まれる。今まで理由を考えたことがなかったのですが、編集部で「写真特集でルールを教えてもらおう」案が浮き上がってきたとき、(いつものコトですが)前のめりになりました。
写真が上手くなるルール集、という体裁ですが、写真家たちの「今のつかみ取り方」、人としてのスタンスが読み取れるいい読み物になってます。世の中への立ち向かい方も「どんどん上手くなる」特集だと思ってるんです。
●西田善太(ブルータス編集長)
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【SPECIAL CONTENTS】
紀信塾、開講! |
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BRUTUSの連載「人間関係」でもお馴染みの、日本を代表するフォトグラファー篠山紀信。50年にわたり追求してきた一流の写真テクニックを「ヌード」「アイドル」「人間関係」「記念写真」という4つのシチュエーションに分けて大公開。ここでは、AKB48のメンバーをモデルにした「アイドル」の講座を一部紹介します。
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